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はじめに
iOS15から標準機能として「声を分離」という機能が追加されました。
これは喋っている時の周りの環境音を極力排除し、声だけを相手に届けてくれるという便利な機能になっています。そのため、通話している人も「相手の環境音がうるさすぎて何を言っているのか聞こえない」ということが発生しにくくなります。
本記事では「声を分離」がどこにあるのか、またその設定方法について紹介していきます。
対応機種
※なお本機能については対応機種が以下となります。
2022年現在
Apple
iPhone SE(第2世代以降)/iPhone XR / iPhone Xs / iPhone Xs Max / iPhone 11 / iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max / iPhone 12 mini / iPhone 12 / iPhone 12 Pro / iPhone 12 Pro Max / iPhone 13 mini / iPhone 13 / iPhone 13 Pro / iPhone 13 Pro Max
使用制限
また、2022年6月時点でLINEなどのアプリの音声通話では使用出来ません。(標準アプリのFaceTimeでは出来ます。)
設定しようとすると「"声を分離"と"ワイドスペクトル"は現在使用できません」と表示され、タップしても切り替えが出来ません。
そのため本機能は「ビデオ通話」か「スピーカー」の通話でのみ設定が出来ます。そのため使用する際は「ビデオ通話」か「スピーカー」に切り替えてから使用しましょう。
こちらは今後のアップデートで設定出来ることを期待しましょう。
また、それ以外で使用出来ない場合はAppleのサポートページをご参照ください。
Appleサポート
https://discussionsjapan.apple.com/thread/253651339
機能設定方法
通話中にコントロールセンターを開きます。
「マイクモード」という項目があるので、タップします。
現時点で「標準」になっています。ひとつ下の「声を分離」をタップします。
「声を分離」になったら、枠以外をタップし戻ります。
これで設定は完了となります。
ワイドスペクトルとは
「声を分離」の下に「ワイドスペクトル」という機能があります。
これは「声を分離」とは逆に「通話中に聞こえる音を全て拾う」ということです。
まとめ
今回はiOSの機能にデフォルトで搭載された「声を分離」について紹介しました。
通話モードでは使用出来ないなど、痒いところに手が届かないなどありますが、それでも今まで以上に通話がしやすくなったのは事実です。アプリのアップデートで対応される可能性も十分に考えられます。
LINEの他にもZoomであったりDiscordやSkype、Google Meetsなどのアプリでも使用出来るようになっています。積極的に使っていき通話の品質をあげてみてはいかがでしょうか。