【レビュー】Apple Watch Series 8を購入してじっくり使ってみた
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はじめに

2022年9月16日、AppleからApple Watch Series 8が発売されました。

購入直後にレビュー記事を書こうと思ったのですが、どうしても購入してからのファーストインプレッションに感想が寄ってしまったり、購入したことによる興奮でベタ褒めになってしまうなと感じました。

そこで、Apple Watch Series 8で搭載された「手首体温」のデータが利用可能になる5日過ぎてから書くことにしました。

この記事では以下のことを解説しています。

解説一覧
  • Apple Watch Series 8のレビュー
  • Apple Watch Series 8から搭載された手首体温はどうなのか
  • Apple Watch Series 3から乗り換えてみてどうか
  • Apple Watch Series 7から買い替えるべきか

実際にApple Watch Series 8を購入し、5日経った上でのレビューになるので、これから買い替えを考えている人の参考になると幸いです。

Apple Watch Series 8のレビュー

Apple Watch Series 8について

Apple Watch Series 8のデザインや機能面は殆どSeries 7と大差がありません。

しかし、今回追加された皮膚温センサーは夜間(主に就寝時)に手首の体温を計測し、自分の体温が平常時より高いのか低いのかをiPhoneのヘルスケアアプリから分かるようになります。

これが分かることで体調の変化や女性の場合は排卵の周期を記録することにより、生理周期の管理に役立ちます。

Apple Watch Series 8を購入した時に付いてくる充電器も急速充電に対応しているため、お風呂に入っている時などにApple Watchを充電しておくことで、一晩中睡眠ログを取ることが出来ます。

また、衝突検知にも対応したため、万が一事故が発生した際にも自動で119してくれたり登録してある家族に通知してくれます。

Apple Watch Series 8を使ってみて

バッテリーがどれだけもつのかを確認するために、Apple Watch Series 8の充電を100%にした状態で、午前12時から計測を開始しました。

装着して寝て起きた段階で80%ぐらいで、そこから仕事をし、終業後に軽く運動などを行いました。

この間にLINEやメール、SNSの通知が10回ぐらい来ていました。

お風呂に入るタイミングでApple Watch Series 8を外し計測を終了させました。

21時間45分経って46%ほど残っていたので、丸1日付けていても問題は無さそうでした。

※おやすみモード時にディスプレイをOFFにする設定にしています。

殆ど1日装着してもバッテリーはまだ余裕でした

自分はそこまでヘビーに使用していないため、もしかするとApple Watchを積極的に使用している人はバッテリー残量が更に少なくなりそうです。

充電のスピード

お風呂に入っている間にApple Watch Series 8を充電器にセットしました。

100%になった段階でiPhoneの通知が来たので時間をみたところ、22時29分だったのでおおよそ40分で

46%→100%まで充電出来ることが確認出来ました。

充電スピードも早い

就寝前にApple Watch Series 8を充電しておくことによって、就寝時のデータを取ることが出来そうです。

Apple Watch Series 8を購入して事故に遭っていないため、衝突検知が本当に動作するのかは検証出来ていません。検証記事を書くような状況にならないことを祈るばかりです。

Apple Watch Series 8から搭載された手首体温はどうなのか

皮膚温センサーが搭載されたApple Watch Series 8ですが、実際の精度はどうなのでしょうか。

購入して次の日には体温が測られていると思いきや、5日分のデータ(5夜)が必要でした。これは注意が必要です。

というわけで、5夜経過後にヘルスケアアプリから測定された内容を確認してみました。

5夜経過後の手首体温グラフ

ベースライン(おそらく平熱)があり、そこから就寝時に計測された体温が1日ごとに記録されています。

フォーカスを当てると以下のように表示されます。

フォーカスを当てた時の表示項目

基準に対して、その日の体温が大体何度ぐらい変化しているかが表示されます。

これはOura Ring 3でも似たような表示方法で、体温計のような正確な体温を表示するのではなく、基準となる体温からどれぐらいの差があるかを表示しています。

この機能がApple Watchに搭載されたことにより、Apple Watch Series 8だけである程度の健康状態が分かるようになったのは個人的には大きな飛躍だと思っています。

Apple Watch Series 3から乗り換えてみてどうか

私はApple Watch Series 3からの乗り換え組でした。私の周りにも似たような人が何人かおり、Apple Watchの買い時を見失っていたところにOSアップデートが打ち切られたため、Apple Watch Series 8を購入した人が何人かいました。

Apple Watch Series 3の発売日が2017年9月22日なので、ほぼ5年振りに買い替えたことになります。

基本的な操作は変わらないものの、Apple Watch Series 3を違うなと思ったのは以下の点です。

Apple Watch Series 3と違う点
  • ディスプレイのサイズ
  • ディスプレイが常時点灯
  • 通知の振動
  • ヘルスケアと連動できる機能の多さ

ディスプレイのサイズ

Series 3と比べるとかなり大きくなったと思います。画面の見やすさと操作のしやすさがSeries 3と比べて全然違うのが最高でした。

ディスプレイが常時点灯

Series 3では手首をあげた時にディスプレイが点灯して時間が分かるのですが、Apple Watch Series 8では常時点灯しています。常時点灯してるにも関わらずバッテリーが1日もつのは技術の進化を感じました。

見たい時に時間がすぐに見れる、今まで自分でも気付かないレベルで感じていたストレスから解放されたように思いました。

通知の振動

本当に細かい点ではありますが、Series 3とApple Watch Series 8だと結構違うなと感じました。

どのように違うのかを説明するのが難しいのですが、Series 3では0→1と振動があるのに対して

Apple Watch Series 8では0.75→1みたいな徐々に振動していくみたいなところがありました。

ヘルスケアと連動できる機能の多さ

心拍数であったり、手首体温や血中酸素濃度、睡眠ログなど出来ることが格段に増えていました。

Apple Watchの新作が出る度に出来る機能が増えていくことは認識していましたが、5世代振りに買い替えるとこんなにも増えたのかと驚きました。こんなにも増えたのにバッテリーが1日もつのも凄いことですね。

Apple Watch Series 7から買い替えるべきか

既にApple Watch Series 7を持っている方は買い替える必要はないのでは、と思います。

ディスプレイサイズの変更もありませんし、バッテリーの容量が増えたなどもありません。

今回追加された「皮膚温センサー」にどれだけ重要性を感じているか、という点を自分の中でハッキリさせる必要があると思います。

私は「皮膚温センサー」を使ってみて、とても便利だと感じました。

しかし、仮に私がSeries 3ではなくSeries 7を持っていたらSeries 8に買い替えていなかったと思います。それこそ来年発売のSeries 9を待って更なる進化を体験してみても良いのではと思いました。

Apple Watch Series 8の気になるところ

Apple Watch Series 8を使ってみた上で気になるところは、これを付けた状態で寝るのが結構難しいなと思いました。

以前は別のスマートウォッチを付けて寝ていましたが、それより大きいApple Watch Series 8を付けて寝ると結構気になります。

5日経ってようやく少しずつ慣れてきたかな?と思いましたが、慣れるまでは睡眠時間が減りそうな感じではあります。

腕に何かを付けて寝るという感覚に慣れるまでの辛抱かなと思いました。

また、2022年9月現在は円安のためApple Watch Series 8が非常に高くなっています。価格改定前と比べると1万円以上も値上がりました。気軽に購入出来るような値段ではなくなったのも気になるところです。

まとめ

今回はApple Watch Series 8について紹介しました。

皮膚温センサーが搭載されたことにより、自分の体温が平熱時とどれぐらい変化したのかが分かるようになりました。今のご時世では何かと体温を測る機会が増えているのもありますが、自分の健康管理をより詳細に出来るようになりました。

Apple Watchをまだ持っていない人の入門用としてもオススメ出来る製品に仕上がっていると思います!

思い切って購入しましたが、かなり満足度の高い製品でした。

また、私の場合はApple Watchがいくら衝撃に強くなったとは言え万が一傷が入ったり割れてしまった時のことを考えると恐ろしくなるため、ケースも一緒に購入しました。

ディスプレイとサイドもカバーしてくれるため、安心安全なストレスフリーで使用出来ています!

割れたり傷が入ったりすることが気になる方はカバーをすることをオススメします!

カバーのように全面を覆うのはApple Watchのデザインの良さが損われる!と考える方もいらっしゃると思うので、そのような場合はガラスフィルムがオススメです。

本記事がApple Watch Series 8の購入を考えている方の参考になれば幸いです。

以下の記事ではiOS16で追加された機能についても解説しているので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。

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